ニキビとの戦いについて書いています。ニキビの画像はこちらをどうぞ。
この記事は前回の続きになります。
もちろん先生に、ニキビで悩みに悩んでいることを、1番に伝えました。しかし診察の際に言われたことは、ニキビについてではなく、
「うわー、すごく冷えているね。ここまで酷いとめまいとか立ちくらみするでしょ?」
と言われて、ハッとしました。
中学生の時から下痢は当たり前でした。仕事中に立ちくらみをよくしていて、自覚はあったのですが、すぐ忘れてしまうというか、立ち上がった時にくらーっとする程度でした。また、小学生のときから鼻炎でした。朝起きてまず鼻をかむ、寝る時は箱ティッシュをベッドサイドに置いておくのは当たり前。花粉症の時期はむしろありがたく、鼻をかみやすい環境になることに感謝をしていたくらいです。もうこれは、悩んでいたというより、鼻炎が普通になっていました。それが変わるなんて思ってもいなかったという感じです。
この病院を受診したことは、私にとって霧が晴れたような体験でした。
生薬をブレンドしてもらい、毎晩生薬を煎じました。ぐつぐつ煎じる手間もあり、家の中は漢方の匂いで充満し、美味しくない等ありましたが、
とても感謝しています。
あれだけニキビに悩んでいたので、真面目に取り組めたのかなと思います。藁にもすがる想いがなければできなかったかもしれません。
結局、ニキビに対しての効果は微妙なところでした。
ただ、当たり前だと思っていた自分のマイナートラブルを診断して頂けたことで、精神的に軽くなりました。まじめにお薬を飲むことで、3日目くらいから少しずつではありますが、鼻炎や下痢、目眩が改善されました。
半年ほどの通院でしたが、漢方を辞めてからも戻ることはないので、体質を改善することができたと思っています。今でも、やばいかな、と思った時にはすぐに自分で対処できるようになりました。
今の私は、
朝起きてティッシュを探すこともなくなりましたし、
目眩がすることもなくなりました。
いきなり襲ってくる下痢もなくなりました。
ただ、目眩や下痢についてはなりやすい体質であることは変わらないので、冷えているかどうか随時意識するようにしていますし、食べる量を気をつけていないと下痢します。
鼻炎については、いつでもどこでも鼻炎に悩まされることがなくなったので、やばいな、と感じた時には薬でコントロールできるようになりました。
ニキビとは直接的に関係があったのかはわかりませんが、虚証の体質であったためにニキビが悪化していたことも関係していたのかもしれません。
自分の症状を自覚することの難しさを痛感しました。
もし何らかの言語化するのが難しいような不調を感じているなら、選択肢の一つとして漢方を取り入れてみることもお勧めしたいです。
ただ、漢方は自分で選ぶ難しさもありますので専門医を受診して、続けることをお勧めします。