ほぼ料理できない状態で、
料理人の夫と結婚したので、
料理にコンプレックスがありました。
どのくらい料理できないかというと
お味噌汁に出汁が必要な事を知らず
カットされたブロッコリーしか知らなくて、ブロッコリーをスーパーに買いに行って、売ってないねーと平気で言い
ニラと万能ネギ、キャベツとレタス
これは何度も間違えました。
主婦になり
できないなりにも
夫をうならせる食事を出さなきゃ！
子どもたちにちゃんと食事を作らなきゃ！
などなどの思いはあったわけです。
10年くらいはだましだまし生きていけていたのですが、
大食漢の夫に加えて、夫によく似た娘も量を食べるようになり逃げられなくなりました。
ガチで作らなきゃいけない状態になったので、
そんなこと言ってられない
コンプレックスとか知るか
とりあえずたくさん作りゃあ良いんでしょ
とやっと覚悟を決めました。
まず料理に対する考え方を変えました！
そんなマイルールは、
一汁三菜しか絶対に作らない！
どんなに気分がのっても4品や5品作らない。
30分以内で全てを終わらせる！
炊飯器の早炊きモードが30分なので、炊き上がるまでが勝負。
基本を決める！
同じ鍋を何度も使ったり、
フライパンを何個も使って洗い物を増やすのは非効率なので、
1品目は、ガスコンロ
2品目は、オーブンかスチームレンジ
3品目は、切って出すだけのもの
上記にのっとってメニューを決めます。
ガスコンロは、鍋とかフライパンで作る料理
オーブンは、お肉やお魚、野菜を焼いたり、レンジやスチームで作れる料理
切るだけのは、豆腐やお刺身、サラダとか
自分がよく使っている鍋やフライパン、
自分がよく行くスーパーで売られている商品
これらの我が家に適した適正分量を完璧に把握する！
例えば我が家では、
普段行くスーパーで売られている手羽中の小さいパックを2個で、
味付けは、我が家にあるこのスプーンの半分くらいの塩、同じスプーンの山盛りのカレー粉、オリーブ油3秒くらいでマリネする
うちの天板には詰め詰めでこの量がぴったり入るから、手羽たちを全部並べてオーブンに任せる
つまり、お肉コーナーのどのパックが我が家の天板の適正量で、
どのスプーンを使えば調味料を楽に測れるか
が分かってしまえば苦なく作れます。
レシピ本を見ると大さじ2とか書いてありますが、
自分がよく使う、
この鍋のここらへんまで水入れて
このお玉のここらへんまで味噌入れる
このパックのお肉で一回分で
醤油は一回ぐるっと回す
みたいな感じで、
これをこのまま自分のレシピノートにメモします。
そもそも
世に出ているレシピって、
作る人にわかりやすく分量を示すための記載であって、
自分好みの量を、自分のキッチン道具でついでに計れば良いわけです。
こんなに当たり前のことに気づいたら、
あんなに構えることも
力む必要もなかったじゃないかと思いました。
ちなみにですが
自分で作って、最高に美味しい！
外で食べるよりこっちが断然良いじゃん！
って自分が思わないと、料理したくなくなります。
なので、
絶対に失敗しなくて、
美味しいのをひたすら作り続けて下さい。
レパートリーが少なくても、
鬼リピートして良いんじゃないかと思います。
少しずつ増えていくと思いますし、
まずはご飯の準備を苦なく当たり前にできるようになること！が第一歩だと思います。
私は家族の感想や好みなんて無視して、
自分が最高に美味しいと思って、
この労力なら作っても良いか、
と思えて、
上記にあるマイルールに従える料理以外は作りません！
まぁでも誰も文句を言わないし、
美味しいって言っているし、
外食はほとんどしないです。
私は揚げ物をしょっちゅうしますが、
揚げたては絶対に美味しいし、
満足感もあるし、
おすすめですよ。
揚げときゃだいたい美味しくなる説。
おためしあれー
