Takaのてくてく

地味だけど進化してるもん。

子どもの本「リリアーネ」シリーズ

私が本を読めるようになったのは高校生のとき。

それまでは一冊もきちんと読めたことがなかったのではないでしょうか。

 

いつでもよかったんだけど、

娘たちにも本の楽しさだけは知っていて欲しいなって漠然と思っていて。

頭をよくするために読むとか

知識を増やすために読むとか

そんなんじゃなくて、ただ楽しいから読むっていうのを知っておいてほしくって。

 

それで

長女は小学4年生のとき

次女は小学6年生のときに作戦を実行に移しました。

 

無事に二人とも成功したので

本好きに育てた我が家のポイントをシェアしてみます。

 

必ず面白い本を選ぶ。

子どもと同じペースで自分も読む。

本の内容の話を一緒にする。

図書館の使い方を教える。

図書館のことはなるべく自分でやらせる。

人参作戦も使う。

 

これらがポイントです。

 

「本読みなさいよ」って言って読書をする子どもはなかなかいないと思うので、

絶対に面白い本を用意して、読める環境を作る!

それで、子どものあとに自分もサーっと読んでその本についての会話をする!

だからなるべくシリーズ物がおすすめですよ。

「今何巻読んでるの?」って会話もできるし、

そのまま図書館の使い方を学ぶことができます。

自分で予約をして、とりに行って、返却をする。

この流れを覚えると、どんどん自分で読みたい本を調べます。

図書館のスタッフは子どもにも優しくおしえてくれます。

 

長女は小5くらいの時には、他の市から本を取り寄せていました。

次女は予約をして読むこともするけれど、それよりは表紙の絵を見て選ぶのが好きです。

それぞれ本の選び方や

付き合い方があるので、その個性がみつかればあとはほっといても本を読むようになります。

 

でもやっぱり

「この本面白いよ」「一緒に読もうよ」と誘っても

悲しいかな

心を動かせない場合もあります。

うちの子たちがそうでした。

 

なので、

長女は小4の夏休みに

本を一冊読んだら10円のお小遣いをあげていました。

夏休み期間限定で実施しました。

 

 

次女は、同じように試したのですがダメでした。

なので、小6の時に

1冊読んだら、お菓子を一つ買ってあげる約束をしました。

次女はお菓子が大好きなので、この作戦が功をなしました。

ちなみに次女のお菓子は今も続いています。

 

読書をして、報酬を与えることに賛否両論あると思いますが

それでも本の楽しさを教えることができたのでよかったと思っています。

 

二人ともがハマった本は色々あるけれど、

どちらもとっかかりとして食いついたのは「リリアーネ」シリーズでした。

 

 

 

小学校3年生くらいから6年生くらいまでの女子にお勧めできます。

大人が読んでも面白いですよ。

 

 

現在中2の長女は、中学生になって時間がなくなったので毎日読書しているわけではありません。

それでも一緒に本屋さんに行けば、必ず何冊か手に持ってくるので本は好きです。

小6の次女とは、毎週末いっしょ図書館に行きます。

 

まだまだ小さいと思っていた我が子ですが、

もちろんまだ小さいのだけれど、

大きくもなってきて、

できることも増えてきて

今までのように一緒に居られる時間は限られているし、

思っているより短いんだと思います。

 

私が子どもに何かできることって

 

ご飯を作ること

 

くらいしかないんだと思います。

 

だけど、

読書が楽しいってことを教えてあげることって

その子の人生のこれからずっと続いていくことかなって思うと、

一つ、何か教えてあげられることが増えるだけでも嬉しいなって思います。

もうすぐ子どもたちの誕生日。しみじみしてしまいます。